普段撮った写真の251枚目から300枚目です。

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#0300 : 2008/09/15
この日は神宮球場で野球観戦。でもその前に渋谷に出てJAXA主催の「ISS長期滞在での宇宙利用ワークショップ」を受講しに行きます。本来は事前登録が必要ですが、申し込みが少なかったらしく当日飛び込みでもよいとのことなので、時間的にもちょうど良かったので受講することにしました。名刺と引き替えにもらった資料には「きぼう」のストラップ、ピンズ、ステッカーが入っていました。

セッションはパネルディスカッション形式で、モデレーターが向井千秋宇宙飛行士、パネリストはISS、国際宇宙ステーションに来年長期滞在する若田光一宇宙飛行士、東京大学の湯島誠副学長という面々。まず若田さんと湯島副学長が30分程度、向井さんが15分程度のプレゼンテーションをした後に100名ほどの参加者から質問を募っての質疑応答という構成でした。

話は宇宙生命科学が中心で、僕が一番興味を持っているハードウェア関連はあまり出て来ませんでしたが、話自体はとても面白かったです。しかし一番印象に残ったのは向井さんと若田さんの人そのものでした。普通に元気の良いしっかりとした人、という見方も出来るのでしょうが、なんというか話に引きずり込まれていくような魅力のある人達でした。

思っていたよりずっと濃い内容に満足して会場を出て、知り合いらしき人達と入口の所で話す向井さんを見ながら外へ。次の目的地、神宮球場へ向かいます。

#0299 : 2008/09/11
7月から開催されているにも関わらず、ずるずると先延ばしにしていた「没後5年 宮脇俊三と鉄道紀行展」へ。ほとんど乗ったことがない京王線の、存在も知らなかった芦花公園という駅で降り、世田谷文学館へと歩きます。

餘部駅で撮影された氏の写真の横を過ぎ、大きな錦鯉がやたらといる池を見ながら真新しい文学館に入ってJRの乗車券のようなチケットを買い、企画展会場の2階へ。意外に広い会場の入口には案内の人に連れられた20人以上の団体のおじさんおばさんがいて、他にも結構人がいます。

展示はこれ以上なく充実していて、国鉄全線完乗の地図や広尾から枕崎行きの最長片道切符といったまず連想される物から、「マンボウ航海記」をはじめとする編集者として関わった書籍、写真のスライドショー、氏を扱った雑誌の記事、細かく書体やサイズの指定が入った自筆原稿や図版、同じく細かく指定された年賀状の図版、絵本や「夢の山岳鉄道」に使われた溜息が出るほど美しい黒岩保美氏の原画、愛用のジャケット、書斎で使っていた品々、旅先から娘達に出した絵葉書等々枚挙に暇がなく、果ては北杜夫氏からマンボウ・マブゼ共和国の国土を発見した功績を称えて贈られたコロンブス賞の副賞500万マブゼのマブゼ紙幣などという物まで展示されています。

14時半頃から展示を見ていましたが、全部をきっちりと見ていたら17時半を過ぎていました。とても楽しみましたが、残念な点は図録がなかったこと。撮影禁止は当然としても、それだけに欲しかったです。氏の遺志により常設の記念館設立は望むべくもありませんが、時々こういう展示をやってくれれば、それがどこであれ赴きたいと思います。

#0298 : 2008/09/08
カメラを代えたので、また月を撮ってみます。この日の月齢は8.3。ほぼ半月です。FX01では35mm版換算で1,120mmでしたが、FX150だと215mm×単眼鏡で8倍で1,720mmと、レンズの焦点距離だとは思えない数字になります。

撮影条件はマニュアルモード、スポット測光、ISO100、F5.6、1/8秒。確かに2048px*1536pxの画像の中に直径820pxで月が写り、結構細かい所まで描写されていますが、なんとなく期待外れというか、がっかりしてしまいました。次は昼間撮ってみます。

#0297 : 2008/09/05
結局、7号車は広島まで貸切状態でした。途中で乗ったといっても僕の他に2人。単純に行きは時期的に混んでいただけで、本来の姿に戻っただけかとも思います。

未だ正式発表はありませんが、新聞報道があった来年3月での廃止は現実のものとなるでしょう。僕はただ、乗れる時に乗るだけです。

#0296 : 2008/09/04
事故の影響で大幅に遅れた前回と違い、定刻で逆側のホームに2レ「富士」が入って来て、すぐにED76が出て行きます。

下関でEF66にまた付け替え。51が来ていましたが、あまりの人出に遠巻きに眺めるだけにしていました。人は多かったですが、全員が乗っているとも思えません。

#0295 : 2008/09/04
ED76からEF81に機関車を付け替え、編成は一旦引込線へ。流し撮りに失敗したかと思ったら、貫通幌の内側に合っていました。

#0294 : 2008/09/04
行きとは打って変わって、車内はガラガラです。個室は埋まっているようですが、僕が乗っている7号車は僕だけ。門司では併合作業があります。この日のEF81は410。ちょうど夕焼けと三日月も一緒に撮れました。

#0293 : 2008/09/04
最終的に結構な作業量になり、最短で1泊2日のはずが毎日ホテルを延泊して結局4泊5日に。作業がすぐ終わったらJR九州の高速船「ビートル」で韓国に行こうと、ガイドブックを買い、パスポートも持って来ていましたが、さすがに疲れたので素直に帰ります。

帰りもやはり「はやぶさ」。門司までの列車番号は42レです。ED76は行きと同じ90でした。

#0292 : 2008/09/02
最初の目論見では1泊2日程度で終わりそうだった仕事がずるずると伸びています。

この日は映像会社の社長と呑み。博多駅の筑紫口で待ち合わせて店を探します。この辺りの店は結構行った事がある所が多いのですが、この時に入った万作屋というモツ鍋の店は初めてでした。スープはモツと野菜から出る水分だけ。なかなか濃厚な味わいで美味しかったです。メニューがモツ鍋とその追加、仕上げのチャンポン麺の他は酢モツとキムチだけというあたりは心斎橋の石鍋亭と同じものを感じます。

この社長とは以前にもモツ鍋を食べに行った事があります。その時は前の会社を辞めて会社を作るという話が出て結構しんみりと呑みましたが、今回は社長の会社で働いている僕の子分の話になり、あいつはもう少しこういう所がこうなれば、とか言い合っていたらまたもしんみりとしたムードになってしまいました。

#0291 : 2008/09/01
実は東京を出る日の午前中に新しいカメラを買いました。相変わらずPanasonicで、DMC-FX150です。これで通算4台目、FXシリーズだけでもFX8、FX01と使ってきたので3台目です。

FX01にそれほど大きな不満があった訳ではないのですが、最近撮りたいと思っている写真を撮るにはちょっとオートマチック過ぎるという事もあり、FX150を買いました。前作FX100はただ単にFXを高画素数化しただけだったので歯牙にも掛けませんでしたが、FX150は簡易マニュアルモードを積んだのが決め手でした。他にも鏡胴の太さがFX01とほぼ同じで単眼鏡を使い回せる事、バッテリがFX8/FX01と共通なのも良い点です。

1/2.5インチのCCDを積んだFX01に対して、FX150は1/1.72インチと大型化しているので、サイズは少し大きくなりました。レンズは35mm版換算で28mm〜100mmとFX01と同じ。同時に発売されたFX37は25mm〜125mmとワイド/テレ共に伸びていますが、CCDの大きさが違うのでさすがに同じスペックのレンズをこのサイズのボディに収めるのは無理なのでしょう。有効画素数が14.5Mpxと3Mpxで撮る僕には無意味なスペックアップをしていますが、画素数が増えた分EX光学ズームが伸びて215mmまで寄れるようになったので恩恵がない訳ではありません。

使った感覚としては、まだ少し原因不明の違和感があります。FX8からFX01に代えた時には全く感じなかったので意外です。画像表示がモードダイアルから独立したスイッチになったりと、操作系が結構変わっているのも原因かも知れません。

デザイン的には鏡胴が黒くなりました。ガラス越しに撮るとレンズのふちが写り込んでしまうのに悩まされていたので嬉しいです。ボディ形状はいつも通りソリッド。他社のカメラも検討はしますが、大抵無意味なラインや段差、絞り込み等があって、この無駄がなければもっとコンパクトに出来るだろうと思うと許容範囲外になってしまいます。ただ、14 MEGA PIXELSと大書してあるのはあまりにセンスがないとも思います。

#0290 : 2008/08/31
結局心配されたような事は何も起きず、普通に博多に到着。最近海外の鉄道に慣れてきた身としては、これだけの長距離を走っても正確な時刻に走れるのが不思議でもあります。

#0289 : 2008/08/31
EF81が引き上げ、すぐにED76が入ってきます。この日は90。連結が済むとすぐにホーム上の群衆が列車に戻ります。ここで「富士」と分割されるので、列車番号が41レに変わります。

#0288 : 2008/08/31
下関でEF66からEF81に付け替え、門司でまた付け替え。この日のEF81は410です。いつもは10人いるかいないか、多くても20人までいくことはまずない付け替え作業見学組ですが、この日はざっと見ただけで軽く50人は超えています。僕はいつも通り少し離れた所から見ているのであまり影響ありませんでしたが、ホーム上、特に連結部は大混雑で、作業員の人もやり辛そうでした。

#0287 : 2008/08/31
いつもは広島を過ぎてから眼が覚めますが、この日は広島の手前で起きました。寝惚けまなこで線路脇に建設中のはずの新広島市民球場を探しましたが、見付かりませんでした。

徳山からはいつもの車内販売のおばさんが乗って来ます。僕が乗っている1号車から回り始めるので、いつもなら売り切れの心配など無用なのですが、この日は後ろの車両からどんどんと人が来て前の方で行列を作っています。おかげでワゴンが回って来た時にはあなごめしはおろか幕の内も売り切れていて、仕方なくサンドイッチを買いました。やはりかなりの数の乗客が乗っているようで、満水の表示しか見たことがない洗面台脇の水量計が1/4の下を指していました。

#0286 : 2008/08/30
もう結構前から続いている偽SE仕事で福岡へ。乗るのはやはり1レ「はやぶさ」です。この日のEF66は43でした。

この週の「はやぶさ」と「富士」は呪われたかのように全区間運休や途中での運転打ち切りに見舞われていて、24日から29日までの6日間で通常なら上下合わせて12本走るはずが、運休が4本、打ち切りが6本、途中から始発が1本で全区間走ったのは1本のみと惨憺たる状況。僕が乗った30日の前日、29日も運休でした。その原因は28日に東海地方を襲った豪雨で、その日の列車は下りが岡崎、上りが宝殿で一晩止まり、結局打ち切りになりました。この日も東海地方の天気予報はあまり良くなくて気を揉みましたが、普通に走ってくれました。

夏休み最後の週末なせいか、いつ乗ってもガラガラな車内は家族連れやおじさんおばさんで混んでいます。別の偽SE仕事との兼ね合いでいつ東京を出られるか決まらなかったので、僕が切符を買ったのは前日でしたが、個室がAB共に満席なのはともかく、喫煙の開放も下段がほぼ埋まり、上段にも結構人がいました。

僕の向かいには熊本まで乗るおじさん、その上にも若い男の人がいます。おじさんは27日発の「はやぶさ」で東京に来たそうですが、その列車も前日26日にEF66が横浜で故障、一旦品川に引き上げ、EF65牽引で走ったものの下関で打ち切った関係で下関始発となり、熊本から乗るつもりだったおじさんは「リレーつばめ」やら他の列車に乗り継いでなんとか下関から乗れたそうですが、乗り継ぎに余裕がなく、駅員に急かされっぱなしで大変だったそうです。

東京には滅多に来ることがなく、夜行列車に乗るのも久し振りだというおじさんと呑みつつ列車は進みます。今日も予報が悪いけれども、名古屋あたりまで行ければ大丈夫でしょう等々話していましたが、2人共静岡の手前で寝ていました。

#0285 : 2008/07/14
またも単眼鏡ネタ、またも被写体は月です。この日の月齢は11.5。斜めから日光が当たっているので、左側のクレーターに陰影が出来て、少しそれらしい感じになりました。色は眼で見てもはっきりと赤かったので、あえて補正は掛けていません。シャープフィルタは2回掛けています。

撮影条件は前回と同じで、ISOを80に固定、EVは-2、シャッタースピードは1/8秒です。次は三日月を撮ってみようと思います。昼間の満月というのも撮ってみたい被写体です。

#0284 : 2008/06/30
クリスタルビューからは東京ディズニーランドも見えます。僕は行った事がない場所なので断言は出来ませんが、たぶんシンデレラ城でしょう。シンデレラ城の高さは51m、クリスタルビューからの距離は約2.1km。僕がこの単眼鏡で狙おうとしている被写体は4〜5km離れた所にある高さ50mの物なので、感覚を掴むには絶好の被写体です。

■左上:FX01本体のテレ端=140mm相当×単眼鏡で8倍=1,120mm。最大望遠。
■右上:FX01本体のワイド端=28mm×単眼鏡で8倍=224mm。ケラれるどころではありません。
■左下:単眼鏡なし、FX01本体のテレ端、140mm相当。もう何が写っているかの判別は厳しいです。
■右下:単眼鏡なし、FX01本体のワイド端、28mm。その存在すら判りません。

今回は2,048px*1,536pxの画像を400px*300pxまで縮小しているのである程度誤魔化されていますが、実際は色収差が物凄く出ています。FX01本体のレンズと単眼鏡内のレンズが完全に直列に並ぶ事は絶対にないのでこれは諦めてもいますが、右上の写真でズレているのが判るように、ケラれの丸い影がちゃんと真ん中に来て、エッジのぼやけが均等になればある程度は解消出来るかもとも思います。ですが、FX01の鏡胴の造りは自重以外の物理的な負荷など全く考慮しているはずがないので、あまり単眼鏡を付けてぐりぐりといじるのも気が引けます。

#0283 : 2008/06/30
上はいつの間にか東京湾に出来ていた風力発電所。調べてみると、手前の1基は若洲海浜公園に石川島播磨重工が建てたブレード直径80m、定格出力1,950kWのドイツ製のもの、奥の2基は東京臨海風力発電所のブレード直径52m、定格出力850kWのデンマーク製のものでした。ワイド端では毛のようにしか見えません。

下は岸辺のかなり近くまで来ていたボート。ジェットスキーも走っていましたが、ここには入ってきてはいけないようで、ボートやジェットスキーは立入禁止だから早く出て行けとの旨の放送が何度も繰り返し掛かっていました。

#0282 : 2008/06/30
梅雨の晴れ間、単眼鏡を使った超望遠を試しに三脚を担いで葛西臨海公園へ。月を撮った時にはフォーカスが合っているかどうかも判らずに苦戦しましたが、やはり昼間だと少しは楽です。それでも三脚に固定しているのに揺れまくって合わせ辛いのには変わりません。今回は画角の比較ということで、トリミングは一切掛けていません。

上2枚は観覧車。左上が単眼鏡を使ってのテレ端、右上が本体のみのワイド端。整備用のデッキの手すりや梯子まで見えます。下はクリスタルビューという展望レストハウスから駅方向を見たところ。ワイド端ではあるかどうかも判らない時計の文字盤が読めます。

#0281 : 2008/06/27
丸の内オアゾにあるJAXA iへ。ここはNASDA(宇宙開発事業団)とISAS(宇宙科学研究所)とNAL(航空宇宙研究所)が合併して出来たJAXA(宇宙航空研究開発機構)のショールームです。以前は浜松町にこの手の施設があった気がしますが、移転したようです。

こぢんまりとしたスペースに置かれた展示の内容は、H-IIAロケットの第1段に使われているLE-7Aエンジンの地上での燃焼試験に供された実物や、NASAの船外活動服の精巧なレプリカを使った顔出し等々色々とありますが、一番凄かったのは、やはり月周回衛星「かぐや」が撮影した月面や地球の出のフルHD映像でした。もちろんJAXAのサイトの動画は観ていましたが、やはりちゃんとしたモニタに映るちゃんとした解像度の映像は全然違います。

その後、中学生時分からずっと好きなのに最近改めてハマっているNight Rangerの未入手アルバムを買いにお茶の水のDisc Unionのハードロック専門店へ。昨年出た最新アルバムの「Hole in the Sun」は普通に買えたものの、探していた「Man in Motion」は中古フロアでも見つからず。それでも店員が書いたポップにあった「都会的AOR」という言葉を信じて買ったMichael Thompson Bandの「How Long」がなかなか良くて、収穫はしっかりとありました。

#0280 : 2008/06/18
単眼鏡を買ったのはここしばらく撮りたいと思っている被写体のためですが、他にも色々と撮れる物はあります。練習も兼ねて、まずは月を撮りました。

FX01のレンズは28mmからの3.6倍ズームでテレ端は約100mm。僕は3Mピクセルで撮っているのでEX光学ズームが有効になり、ズーム倍率が5倍になって擬似的に140mm。これに今回買った8倍の単眼鏡を組み合わせると1,120mmというちょっと非常識な数値になります。

AFを殺せないせいで合わないフォーカスや、軽いせいで風で揺れる三脚に悩まされながらも撮ったのがこの写真。トリミングをしているので実際はもう少し小さく写っていましたが、全体の幅が2048pxある画像の中で月の直径が約580pxと、なかなかの大きさで写ります。単なる白い点としてしか写らなかった今までからは格段の進歩です。ただ、フォーカスはかなり厳しいので、これをどう克服するかが今後の課題です。

この日の正午時点の月齢は満月にちょっと足りない14.3。空には雲が結構出ていましたが、EVを-2まで落としきってもまだ少し明る過ぎます。最初の目論見ではこの日は練習で、翌19日の満月を本命と考えていましたが、その満月を撮ってみたら何をやっても真っ白な丸になってしまって全然駄目でした。これをちゃんと撮ろうとしたら、単眼鏡の前にNDフィルタを手持ちでかざしたりしないとならないようです。

#0279 : 2008/06/18
カメラを始めて以来コンパクト一筋で来た僕ですが、高倍率ズームをどうしたら実現可能か、というのはずっと懸案事項になっていました。解決策として、観光地の双眼鏡をテレコンバータとして使っていた事を単眼鏡で出来ないかと最近思い付きました。

早速買って来たのはVixenの8倍モデル。接眼レンズの口径は20mmです。重量は80gで、もう少し軽い低倍率の物が良いかもと思っていましたが、店頭で試してみたら目当てのゴムはちゃんと単眼鏡を保持してくれました。

これを買ったのは新宿西口の量販店でしたが、僕が店頭デモ品をFX01に取り付けて試していたら、名札に描かれた国旗からすると英語とフランス語を喋れるらしい白人男性の店員さんがニコニコしながら「スゴイ事シテマスネー」と流暢な日本語で話し掛けて来ました。この人は外国人応対がない時はそうやって積極的に客に話し掛けているようで、他の人にも話し掛けているのを見掛けました。商品知識も豊富で質問に対しての対応も良く、こういう人はどこに行ってもちゃんとやれるでしょう。

隣にあるのはSunpakのスレーブストロボ。3月に舞台女優の子を撮る機会があり、その時にVelbonの軽量三脚、その延長棒としてHakubaの一脚、Suntechの80cmの丸レフ板と一緒に買い揃えました。撮影自体は天候に恵まれず、1枚もまともな写真がないという惨状になってしまったので、モデルの子と夏のうちにはまた撮りに行こうと話しています。

#0278 : 2008/05/16
高田馬場で少し仕事があり、それが終わってから何故かヨーロッパ盤しか出ていないらしいキップ・ウインガーの新譜「From the Moon to the Sun」を買いにお茶の水のDisc Unionのハードロック専門店へ。

新宿で中央線の快速に乗り換えようとしたら向かいのホームに見慣れない電車が。最近出来た485系の改造車「彩(いろどり)」でした。なんとも奇妙と言うか、気持ちが悪いと言うか、一線を越えて随分遠くに行ってしまったデザインです。車番を見たら、両端の先頭車は北海道初の電車特急「いしかり」用に造られた1500番台でした。

#0277 : 2008/04/18
道頓堀でたこ焼きを食べ、道具屋筋でウインドウショッピングをし、久し振りの日本橋の荒廃ぶりに落胆しつつ通天閣へ。通天閣は観光地なので問題ありませんが、この辺りは結構危ない場所で、迷い込んだら無事では済まないような通りもあちこちにあるそうです。それでも街の浄化運動は進んでいるようで、以前来た時に通天閣の根元にあってなかなかいい味を出していたポルノ映画館はなくなっていました。

中ではくいだおれ太郎を通天閣に呼ぼうという署名運動が展開されていましたが、間違いなくビリケンさんとケンカするので署名はしませんでした。だからといって綱引き相手の阪神タイガースに引き取られても、カーネル・サンダースを道頓堀に放り込むようなファンを大量に擁する球団なので前途は多難です。

#0276 : 2008/04/18
今年の春のツアー仕事は3月が東京ー名古屋ー東京ー大阪ー東京、4月が東京ー京都ー名古屋ー東京ー福岡ー京都ー大阪ー東京ー名古屋ー大阪ー東京。今まではお伴として付いて来ていた子分が独り立ちを果たした、というか彼女が半泣きで「無理ですぅ〜」と訴えるのを黙殺して半ば強制的にそうさせたので随分と移動が減って楽になりました。

17日の大阪城ホールでそのツアーも終了。先にムチをくれてやっていたので、その後にはアメを与えないとという事で、17日の夜は鰻谷のじねんで寿司を喰わせ、ホテルも取ってやります。ムチは3月からの分だけでなく、2月にパリと東京で現場の日程がバッティングした事があり、僕がパリの現場に行ってその後ヨーロッパ各地を遊んで回るために僕の身代わりとして福岡から彼女を呼び寄せて東京の現場に放り込んだ所から始まっているので、アメは大きめです。

明けて18日、僕は午前中から某大手鉄道会社の株主総会の打ち合わせで梅田方面へ。ゆっくりとホテルを出てお気に入りの服屋へ行き、アメリカ村をふらふらしていた子分を昼過ぎに三角公園で捕まえ、前日からの雨が未だパラつく中、南へと歩きます。

道頓堀では予想通り閉鎖が発表されたくいだおれの前に人だかりが。僕はそのカメラを手にした群衆を含めて撮りたかったので引いていましたが、子分は他の人達の記念撮影を気にもせずぐいぐいと寄って行き、くいだおれ太郎のすぐ横で撮っています。その事を突っ込むと「他の人が撮ってても関係ないです。あんなに引いてちゃダメですよ」と逆にダメを出されてしまいました。普段は気弱そのものの子ですが、たまに意外な面が見えて面白いです。

#0275 : 2008/01/06
師匠との打ち合せで浅草へ。ついでで初詣に行った浅草寺の上空にはZeppelin NTが浮かんでいました。

#0274 : 2007/11/26
11時19分、東京着。定刻は9時58分なので、結局1時間21分の遅れ。特急券は列車が2時間以上遅れると払い戻しなのでどうせなら、とも思いましたが、品川で運転打ち切りとかにならなかった分まだマシなのでしょう。

#0273 : 2007/11/26
いつもなら寝たままの名古屋で眼を覚まします。9時少し前には静岡鉄道の電車と顔を合わせます。という事は静岡は定刻なら7時26分着なので、遅れは広がっています。

#0272 : 2007/11/25
寒さに震えつつ結構長い間待ち、20時5分にようやく「富士」が入って来ました。定刻は18時59分なので、1時間6分遅れです。あっという間にED76を切り離し、「はやぶさ」が推進運転でホームに入って来て連結。ようやく暖房が効いた車内へと戻ります。門司を出たのは20時18分。遅れは少し戻って1時間3分になっていました。

#0271 : 2007/11/25
する事もないのでホームで編成を眺めていると、1両だけ行先が長崎行きの「はやぶさ」になっています。恐ろしく古い幕が入っているものだと感心していると、車掌さんがそれに気付いて裏から手でハンドルを回して直そうとします。すると懐かしい列車がどんどん出て来ます。

撮った角度が少し違う物も含めて1枚の画像にまとめましたが、かなりの数があったので今では行先や経由が変わったり列車自体が廃止された物、しかも下り列車だけに絞っています。それでも「さくら」の長崎と佐世保行き、「みずほ」の長崎と熊本行きが入り切りませんでした。

門司に着いて30分も経った頃、「はやぶさ」は突然ドアを閉めてホームを離れました。「富士」に連結するために一旦引き上げ線に入るだけなのでいつも通りの事なのですが、連結相手の「富士」はホームの表示によると1時間遅れでまだまだ来ません。

#0270 : 2007/11/25
「富士」が遅れてはいますが、「はやぶさ」はいつも通りの手順で機関車を付け替えます。やって来たEF81は411。今回は往復ともこの機関車でした。

#0269 : 2007/11/25
駅前で食事をし、何故かKool & the Gangの「Flesh」が延々とリピートで掛かり続ける駅の地下のスーパーで酒とつまみを調達します。漬物屋でセロリの漬物とらっきょうを買ったら、店のおばさんがらっきょうをもう1パックおまけしてくれました。

帰りも当然2レ「はやぶさ」。しかし、改札に16時25分頃に日豊本線の亀川ー別府大学間で人身事故があって「富士」が約50分遅れとの掲示が。次の門司で併結する相手の列車なので「はやぶさ」も遅れる事は必至ですが、とりあえず小倉には定刻の5分遅れの18時46分に入って来たので乗り込みます。

#0268 : 2007/11/25
日がかなり落ちて来たし、広場が閉まる時間にもなったので小倉へ。降りたホームの向かいには国鉄色の415系がいました。

#0267 : 2007/11/25
ここでのお目当ては展示されている電気機関車と貨車。こちらも「はやぶさ」の車内からの写真を以前載せました。

機関車は1929年製でこの東田で働いていた物、貨車は高炉で溶かされた銑鉄を転炉まで運ぶための混銑車という種類の物で、戸畑で働いていたそうです。形が魚雷に似ている事からトーピード・カーと呼ばれるそうです。

#0266 : 2007/11/25
次の目的地は東田第一高炉史跡広場。1901年から1972年まで動いていた製鉄所の産業史跡です。

#0265 : 2007/11/25
かなり慌ただしく色々な展示を見て回りましたが、日が傾いて来たのでスペースワールドを出ます。ここではまだ見たい物があります。

スペースワールドの前を歩いていると、見慣れない形のディーゼル機関車が貨車を押しています。来た時には気付きませんでしたが、新日本製鐵くろがね線という貨物専用線でした。

#0264 : 2007/11/25
日本の宇宙開発に関する展示。既に後継機のH-IIAが飛んでいるのにH-IIが立っていたり、NASDA / ISAS / NALがJAXAに統合された事で息の根を止められたM-Vがあったり、とっくの昔にキャンセルされたHOPEとHIMESまで展示されていたりで随分古い物のようです。

展示が古いのはここだけではなく、ロシアの参画によりISS(国際宇宙ステーション)と名前が変わったフリーダムの模型が昔の名前と形のままだったり、これまた遠い昔にキャンセルされたX-30のジェネラル・ダイナミクス案の模型が吊り下げられていたりと、かなりの長期間に渡って放置されているようです。

#0263 : 2007/11/25
残念ながら司令船の中に入る事は出来ませんでしたが、以前ロンドンの博物館で見たアポロ10号司令船「チャーリー・ブラウン」よりずっと近くで見られて良かったです。

#0262 : 2007/11/25
僕がここに来ようと思った理由はシャトルの実物大模型以外にもあります。それがこのアポロ司令船の実物です。

この司令船は本来はアポロ22号用に建造されたそうですが、アポロ計画は17号までで打ち切り、その後アポロ計画の機材を流用して3回(+無人で1回)打ち上げられたスカイラブ計画や、ヴォスホート2号で人類史上初めて宇宙遊泳を行ったアレクセイ・レオーノフとマーキュリー計画で「オリジナル・セブン」に選抜されながらも病気のためずっと飛べなかったディーク・スレイトンが参加したアポロ・ソユーズテスト計画でも使用されずに残っていた物がここにあります。

#0261 : 2007/11/25
もう1つの資料館、宇宙博物館はまた別の建物で、不遇の先駆者ロバート・ゴダードのロケットのレプリカからスプートニクやエクスプローラーといった人工衛星の模型、各種ロケットエンジン、果てはフランク・ボーマン(後にアポロ8号船長)とジム・ラヴェル(後にジェミニ12号船長、アポロ8号飛行士、同13号船長)が乗ったジェミニ7号のドアの実物等々、色々な物が展示されていました。

写真は宇宙服のコーナーで、右手前がジェミニ10号でジョン・ヤング(後にアポロ10号司令船パイロット、同16号船長、「コロンビア」で行われたスペースシャトルの初飛行のSTS-1船長、同じく「コロンビア」のSTS-9船長。初めて宇宙に飛んだジェミニ3号にコンビーフのサンドイッチを密かに持ち込んで食べた事でも有名)が着た実物、その左隣がアポロ14号の司令船パイロット、スチュアート・ルーサが着た実物、中央奥がアポロ11号でバズ・オルドリン(月面を歩いた史上2人目の人物、ジェミニ12号パイロット)が着た船内服の実物、左奥はソ連製でミールで実際に使われていたEVA(船外活動)用の物、と実際に使われた展示物が目白押しです。

#0260 : 2007/11/25
スペースワールドには資料館が2つあります。その内の1つは1階にアポロ計画の月面車の模型が置かれた休憩所、2階に小規模なパネル展示があり、そこに月の石も展示されています。

この月の石は2度目の月着陸となったアポロ12号で採取された実物で、重さは176.4g。アポロ12号が持ち帰った標本は34.35kgあり、これはそのほんの一部ではありますが、いつも見上げている月から来た石だと思うと、やはりアポロ計画というのはとんでもない事だったのだと実感します。

この建物の1階から2階に昇る階段からは実物大のシャトルのキャビン部分が見えますが、そこで奥の暗がりをよく見てみると、どうも閉鎖されたスペースキャンプの残骸があるようでした。

#0259 : 2007/11/25
スペースワールドにはIMAXシアターがあります。この日は「宇宙エレベータ」と「宇宙、そして、地球へ」の2本が交互に上映されていたので、その時間を軸に合間を縫って他の所を見る事にします。

最初に観たのは「宇宙エレベータ」。あまり期待せずに観ましたが、高度12Kmまでは風の影響を避ける為にカバーが掛かっているという描写があるなど、宇宙エレベータに関しての設定が非常にしっかりしていて、その部分だけを抜き出せばハードSFと言っても語弊がない出来でした。

主人公の女の子が宇宙エレベータに乗るまでに普段の生活の描写が入りますが、これがもろに僕の世代にとっての「かくあるべき21世紀」的なユートピアで、色々と期待はしたものの結局は21世紀に裏切られてこんなディストピアに住んでいる身としては、またしても「来なかった未来」に対しての渇望を掻き立てられる事となりました。

もう1本の「宇宙、そして、地球へ」はNASDA(現JAXA)が制作したH-IIロケットに関しての物でしたが、特に開発の苦労話が語られる事もなく、真っ黒な背景に小さく映像が入るというおよそIMAXで流すのに適さない作りで、観るべき所は海岸線から種子島のロケット射場に向かう空撮のみという凡作でした。

#0258 : 2007/11/25
模型とはいえ、外部燃料タンクと固体ロケットブースタも取り付けられたその姿は堂々としています。視界からジェットコースターの軌道を追い出せる事もあって、僕は真下からの写真ばかり撮っていました。

実物大だという事だけで満足すれば良いのに、贅沢な事にしばらく見ていると色々とアラが見えてきました。ずっと自立し続けていなければならない以上、各部の接続部が太くなってしまうのは仕方ないとして、メインエンジンのノズルの中に照明器具が仕込まれている事やペイロードベイのドアヒンジの造りの粗雑さ、特にエンジン脇のパネルのいい加減さにはがっかりしました。

#0257 : 2007/11/25
かなりの人数を同時に捌けそうな入口の1つだけ開いているゲートをくぐり、シャトルの所へ向かいます。5機(+滑空試験用の「エンタープライズ」)が製造されたシャトルの内、既に「チャレンジャー」と「コロンビア」は合わせて14名の宇宙飛行士の命と共に事故で失われていますが、ここのシャトルのモデルになったのは今でも現役で飛んでいる「ディスカバリー」でした。

#0256 : 2007/11/25
予定より1日長く掛かった仕事が終り、東京への帰りに遊びに行きます。鹿児島本線の普通列車に乗って向かった先はスペースワールド。以前にも「はやぶさ」の車内から撮った写真を紹介しましたが、現地へ行ってみようと思います。

九州の観光施設、特にJR九州と組んだ所はシーガイアもハウステンボスも会社更生法の適用を申請する憂き目に遭っていますが、ここもやはり民事再生手続をしていて、いつなくなってもおかしくないので早めに来たいと思っていました。

それなりに飾り付けられているのに何故か殺風景なスペースワールドの駅から歩くと、早速見えてきました。スペースシャトルの実物大模型です。

#0255 : 2007/11/21
何回撮っても上手く行かなかった博多駅での流し撮りですが、今回は安全策として少し下がった所から撮り、ようやくまともな写真になりました。

博多駅は九州新幹線全通に向けての大工事中で、僕の背後のホームは途中で線路が切られていました。

#0254 : 2007/11/21
門司からのED76は92。この誘導員さんとは毎回毎回顔を合わせているような気がします。

#0253 : 2007/11/21
下関の車両区にいた12系改造車の「旅路」。9月いっぱいで廃車になったそうですが、まだ留まっていました。

#0252 : 2007/11/21
関門間を牽くEF81は411が来ました。410と411の2両しかいませんが、このところ410が続いていたので久し振りです。

#0251 : 2007/11/21
この日のEF66は46。最近は個室の狭苦しさが嫌で1号車に乗っている事が多く、降りるとすぐに機関車なので楽です。

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