■ 第6-7日 / 1月31日-2月1日 ■
期待していた流氷は結局現れず、仕方なく砕氷船「おーろら」の予約をキャンセルしたので、予定がぽっかりと空いてしまいました。
駅 名
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時 刻
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列 車
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線区名
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網走
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10:25発
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9747レ
流氷ノロッコ1号
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釧網本線
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知床斜里
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11:23着
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11:57発
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9748レ
流氷ノロッコ4号
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網走
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12:53着
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13:30発
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16D
オホーツク6号
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石北本線
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新旭川
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通過
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宗谷本線
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旭川
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17:11着
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17:12発
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函館本線
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札幌
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18:43着
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19:27発
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4レ
北斗星4号
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白石
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通過
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千歳線
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沼ノ端
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通過
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室蘭本線
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長万部
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22:08着
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22:08発
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函館本線
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五稜郭
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通過
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江差線
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木古内
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通過
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海峡線
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中小国
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通過
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津軽線
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青森
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通過
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東北本線
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八戸
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通過
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青い森鉄道
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目時
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通過
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IGRいわて銀河鉄道
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盛岡
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04:33着
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04:35発
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東北本線
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上野
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11:12着
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11:21発
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1019C
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東京
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11:26着
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途方に暮れて時刻表をめくると、この日から「流氷ノロッコ号」が運行開始とあり、それならばと乗る事にしました。こういう変更が効くのも周遊券の利点です。 |
前夜の1時46分と朝8時20分の網走市街。何の気なしに撮った写真ですが、結果として定点観測風になりました。 |
この日の朝食はホテルのレストランでバイキング。これと言った特徴はありませんが、タラコが嬉しかったです。 |
網走川を渡って駅へ。水鳥の一団が泳いでいました。 |
コインロッカーに荷物を放り込んで駅前を見渡すと、かまくらの他に昨晩商店街で見掛けた氷詰めの海産物が飾ってありました。 |
「流氷ノロッコ号」の出発時間までまだ時間があるし、せっかく来たのに流氷関係の物を何も見ないで帰るのも癪だったので、駅前でタクシーを拾ってオホーツク流氷館へ。駅からは意外と遠くて、町を見下ろす山の山頂にありました。 |
意外に活発なクリオネ達(1.8MB / 27秒間)
タクシーの運転手さんに貰った割引券を使って中に入ると、いきなり呼び物の「氷の妖精」クリオネの水槽があります。カメラ禁止だけどビデオ撮影は良いと書いてあったので、近くにいたアイヌ風の衣装のお姉さんに訊くと、要するにストロボを焚くのがまずいとの事。クリオネのどこに眼があるのかよく判りませんが、そういう事だそうです。ガラスが二重になっているのでピントが合わないと思いますよ、と言われつつストロボを殺して撮ってみましたが、やはり写真になりませんでした。こういう時の為にフルマニュアルモードがあると嬉しいのですが。ムービーは辛うじて撮れたので置いておきます。 |
常時−15度に保たれた部屋があり、中には本物の流氷が展示されています。「しばれ体験」として入口で濡れタオルを渡されたので、ぶんぶん振り回していると1分程度でまっすぐな形のまま凍り付きました。 |
3面マルチスクリーンがあるシアターで15分間程の映画を観た後、展望台へ昇ってみます。この人達は何故か双眼鏡持参でした。 |
屋上にも出られるようになっていました。空気は冷たいですが陽射しが暖かく、心地良いです。しかし、流氷はどこにも見当たりません。
土産物屋を冷やかした後、1階に降りてまたクリオネやフウセンウオを見ていると、来た時と同じ運転手さんが迎えに来ました。帰り道に訊くと、ここは雪よりも気温の低さが特徴ではあるものの、昔と違って最近では滅多に−20度とかにはならないとの事。その代わりと言うか、少し前に北見を中心にドカ雪があり、その時は道路はおろかJRまでも数日間完全にマヒしたそうです。この運転手さんは神奈川から30年以上前に移り住んで来たそうで、その理由は訊きそびれましたが、そういう人もいるのかと感心しました。 |
駅に戻ると何やら賑やかになっています。改札の外から覗き込むと、ちょうど「流氷ノロッコ号」の出発式をやっている所でした。 |
中に入ってみると、招待されたらしい幼稚園児達もいて結構な賑わいになっています。 |
式典は終わり、みんな三々五々に車内に入って行きます。まずは編成を見に行きます。この「流氷ノロッコ号」は僕が好きな客車列車なので、どこでも地道に働いているDE10が付いています。しかしこのDE10は編成の最後尾にいます。 |
機関車が一番後にいるのにどうやって動かすのかと言うと、この50系51形客車からの改造車、オクハテ510の運転台から遠隔操作するのだそうです。これによって機関車の付け替えをなくし、弾力的な運用を可能にしています。
オクハテというのは客車の重量区分を示す「オ」、電車等の運転台付きを示す「ク」、旧3等車、今の普通車を示す「ハ」、展望車の「テ」が合わさって付いた名前ですが、客車の「オ」と普通は電車でしか見掛けない「ク」が一緒になっているのは非常に不思議な感じです。また、展望車の「テ」がありながらオープンデッキがありませんが、これは片側の座席が窓向きに付いているので展望車扱いにしたようです。 |
編成は先頭の指定席車、次は物販カウンター付きで片側の座席が窓向きの自由席車、3両目はナハ29002という形式の黒い車両、最後の車両は普通のクロスシートで、かなり原形の50系に近い形になっていました。本当ならこの車両に乗りたかったのですが、幼稚園児で満杯になっていたので諦め、かなり乗車率の高い車内を探して落ち着いたのがナハ29002の一番端でした。
この「ナハ29002」というのもかなり特異な番号です。客車の重量区分の「ナ」、普通車の「ハ」は至って普通ですが、通常なら5桁の数字が旅客用の車両に使われる事はありません。しかも形式番号と車番がごっちゃになっています。車両自体の造りもかなり変わっていて、どうも貨車からの改造車のようです。確かに貨車の場合は5桁の番号もあるし、形式番号と製造番号を一緒に表記するのでその流儀を持ち込んだようでした。車内は大きなテーブル付きのクロスシートで、他の列車ではバーベキュー車としても使われるようです。 |
10時25分に発車すると、すぐに流氷飴が配られました。車内の一角には和服姿のおばさんの一団が座っていて何だろうなと思いましたが、この車両は今日だけ喫茶車になっていて、その世話係の裏千家の人達でした。
お茶と饅頭が配られてそれを楽しんでいる頃、60歳位の柔和な雰囲気の夫婦がお茶を飲みにやって来て、向かいの席に座りました。どちらだったか失念してしまったのですが、三ノ宮か西ノ宮から昨日女満別空港に着いて網走に泊まり、今日は知床斜里から「お座敷摩周号」、その後「SL冬の湿原号」に乗り継いで釧路まで行くとの事でした。そうか、そういう手もあったか、と思いましたが、それでは今晩の「北斗星4号」に間に合わなくなるので諦める他ありませんでした。 |
ふとテーブルの下を見ると、支柱はカムシャフトでした。リサイクルでコストを抑えつつ、面白味も出すという工夫の跡が窺えます。 |
ノロッコの名の通り、37.3Kmを約1時間掛けて走り、11時23分に知床斜里に到着。手前の車両がナハ29002です。 |
跨線橋を渡った先のホームではこれまた今日から運行を開始した9343D快速「お座敷摩周号」が乗客を待っていました。車両はキハ183系の改造車で、「流氷ノロッコ1号」の乗客の約半数が乗り換えました。 |
幼稚園児達はホームで集合しています。結構雪が降っていましたが、元気に駅前一周の散歩に出掛けて行きました。 |
駅前に出てみると道路の案内看板に宇登呂とあり、本当に遠くにいるのだと実感します。どうも駅名標や道路看板を見ないとその土地にいる気がしません。 |
改札が開いたので中に入ると、編成は来た時と違うホームで乗客を待っていました。今度はDE10が先頭になるので、ようやく普通の客車列車の姿になります。
網走から乗ったのが9747レ「流氷ノロッコ1号」で、これから乗る折り返しが9748レ「流氷ノロッコ4号」と号数が飛んでいますが、この「流氷ノロッコ号」はまず知床斜里から網走に向けて2号が走り、以下1号、4号、3号と2往復するのでこのような形になっています。 |
1号で来た乗客の約半数が「お座敷摩周号」に乗り換えたので、帰りは比較的空いています。後2両の展望車は通路を挟んで山側に3人掛けのクロスシート、海側に展望席となっていて、僕が座ったのは自由席車の展望席でした。 |
駅員さんと一緒にスケトウダラの看板前で記念撮影をしている人達がいました。僕は制服には全くもって疎いので自信はありませんが、袖口に金筋が2本入っているのでもしかしたら駅長さんかも知れません。 |
列車はオホーツク海沿岸をゆっくりと走ります。積もった雪にDE10の独特なシルエットが浮かび上がります。 |
途中の北浜で暫く観光停車をします。この駅は海岸近くにあり、丸太で組まれた展望台からオホーツク海を一望出来ます。小さな駅舎の中にはここを訪れた人が残して行った名刺が壁一面に貼られていました。 |
展望車の中には数ヶ所ダルマストーブが置かれていて思い思いの物を焼けるようになっています。車内のカウンターでもスルメ等が売られていました。 |
12時53分に網走着。何組もの人達がDE10と記念写真を撮っていました。 |
暫くすると「流氷ノロッコ号」の編成は回送されて行きました。駅舎に面したホームにはこれから乗る16D「オホーツク6号」が停まっています。 |
30分少々の時間があったので、コインロッカーから荷物を出してから駅舎に入っている喫茶店で食事にします。正直な話、あまり期待せずに頼んだ海鮮チャーハンでしたが、大きなエビやカニの剥身がふんだんに入っていてとても美味しかったです。 |
定刻の13時半、「オホーツク6号」は網走を発車しました。出てすぐに留置線に入っている季節臨時特急「オホーツク流氷号」の横をかすめます。この列車も今日から運行を開始したそうで、網走は今日を境に観光シーズンに突入した模様です。 |
暫くの間列車は網走川に沿って進み、まもなく網走湖に面します。網走湖には氷結した湖面でテントを張ったり、釣りをして楽しむ人達がいました。 |
15時14分、遠軽着。ここはスイッチバック駅なので、3分間の停車の後に進行方向が逆になります。 |
上川を出てからは国道273号線と並走します。段々と日が暮れてきました。 |
車内にあった土産品のカタログの表紙には北海道日本ハムファイターズのトレイ・ヒルマン監督が大写しになっています。やはり北海道にプロ野球球団が来るのは大きな事なのでしょう。移転後のロゴと移転前のユニフォームという取り合わせは意外と貴重かも知れません。これであと以前ロッテが準フランチャイズにしていた仙台や立派な球場があって野球熱も高い松山あたりに移転する球団があるともっと面白くなるのですが。
その他は東京では手に入らない物達。フリスクのライムミント味は'02年の6月に仕事で香港に行った時に見付けて以来ずっと発売を待ち望んでいましたが、春になってようやく東京地区でも買えるようになりました。 |
日も暮れた18時43分、札幌着。やはりゴツい顔をしています。頼もしくも見えます。 |
駅に併設されている大丸の地下食料品店街で買物をしてから、最後の列車、4レ「北斗星4号」に乗り込みます。「北斗星」は1/2号がJR北海道、3/4号がJR東日本の受け持ちとなっていて、JR東日本の編成は開放式寝台が中心になっているので1人用個室B寝台はわずか12室しかありませんが、今回はオフシーズンであるためかなんとか取れました。 |
19時27分、「北斗星4号」は札幌を発ちました。次にここに来れるのはいつになるのでしょうか。前回もそう思いながらこの列車で北海道を出ましたが、意外に早くその機会が来たので、次も意外と早いのかも知れません。 |
今日の個室は行きの個室と基本的には同じ造りでした。
左上:窓と小テーブル。鍵は持ち帰り可能なカードキー。
右上:エアコンやオーディオのコントロールパネル、枕灯は廊下側に。
左下:通路側にも小さな窓。
右下:カードキーを挿す前にボタンで部屋を選択。 |
ホームで買った寿司をつまみにまず一献。美味しかったです。 |
こちらは大丸の地下で仕入れたつまみ類。やはりと言うか、食べ残しは家に持ち帰りました。残念ながら、夏に買って家で温め直して食べたら物凄く美味しかった粗挽ソーセージは見付かりませんでした。 |
目が覚めると函館。今回は寄りませんでしたが、また来たい街です。 |
明けて2月1日の朝。食堂車で洋定食を食べていると仙台に到着。 |
その後暫くはロビーカーでゆったりと過ごしました。段々と自分の生活圏に近付いて行くのが嫌な気分です。 |
11時12分、遂に上野に着いてしまいました。上野は頭端式ホームなので、列車は機関車が後押しする推進運転で尾久の客車区へと回送されます。 |
この日の機関車はEF81の82番機でした。 |
京浜東北線、実は東北本線の1019Cで東京駅へと抜けます。池田駅のホームで掛けた電話で決まった事なのですが、実は今から打ち合せが1本入っていて、その待ち合わせ場所がこの丸の内北口です。一気に現実に引き戻され、汽車旅の余韻も全て掻き消されつつ、僕の超多忙な春が幕を開けました。
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