来る全国ツアー仕事の前準備として東京ー大阪ー博多ー東京というルートで一回りした時の写真です。旅程は

4月6日:夕方移動、大阪入り
4月7-8日:大阪で仕事
4月9日:朝博多へ移動、仕事
4月10日:博多で仕事
4月11日:朝東京へ移動

という物でした。結果的には全国花見行脚となりました。

かなり記憶が朧げなのですが、状況証拠から色々と推測するに165A「ひかり165号」の車窓からの富士山。新富士あたりにて。

一夜明けて7日、この日は朝から野田で仕事。昼食を食べに行った商店街で見つけた看板。中々いい風合いです。残念ながらもう廃業した後のようでした。

更に翌日、8日の大阪厚生年金会館前の公園。東京では満開だった桜がこちらでは散り始めでした。この提灯は地区の町内会が付けているそうで、6日の夜に着いた時には花見客で一杯になっていました。

同じ公園にて。ストロボを焚けば良かったです。

ずっと仕事していたし、あまり面白い物も見なかったのであっという間に9日朝、8時40分新大阪発博多行き361A「ひかりレールスター361号」。新幹線にはかなり乗る方なのですが、新大阪から先には滅多に行かない(行っても新神戸止まり)のでこれが初レールスターです。

車両を見ていると、向こうのホームに今朝6時きっかりに東京を出た1A「のぞみ1号」博多行きが来ました。向こうはこちらより8分早く新大阪を出て、34分早く博多に着きます。700系はこの角度から見るとつきたてのモチと言うか火星人と言うかパタリロと言うか、なんとも言えない顔をしています。

並のグリーン車より格段に良い設備を誇るレールスターのシート。カップホルダーが付いています。問題なのはその横のリクライニングボタン。最初どこにあるか全然判らなくて、あちこち弄ったり背中を強く背当てに押し付けたり色々試してしまいました。それにしてもこのシート、普通のシートだと寝ても妙に疲れたりするのが、このシートで寝ると疲れが取れて爽快になります。

11時09分着の小倉にて。駅員さんが発車のタイミングを計っています。

テーブル裏の説明書き。色々と新機軸が盛り込まれているのが解ります。でもたったの8両編成です。

一転して博多の師匠宅にて。郵便局で貰った物だとか(その郵便局は100円ショップで仕入れたと言っていたそうです)。なんかあまりに古典的で可愛いかったので。

10日朝、ホークスタウンへと続く道。

とある駐車場にて。博多では桜がかなり散っていて、遠くから見ると花のピンク色よりも葉っぱの緑色の方が強く見えました。

上の写真の駐車場の屋根の軒下。妙にレトロなデザインの電灯。

ソメイヨシノはかなり散っていましたが、八重桜はこれでもかと咲き誇っていました。

本来ならこの日の夜に博多を出て新幹線ー寝台特急と乗り継いで翌日朝に東京に着くつもりだったのですが、色々と時間が掛かってしまい、残念ながら博多駅近くのホテルで一泊して翌朝の最初の飛行機で東京に戻る事に。

という事で夜、呑み屋を探して博多駅前をうろついていたら見付けた看板。アラ、アラ、アラのアラ責めだそうです。こっちの人はやる事が豪快です。

以前飛行機で博多に来た時にこの看板を空港で見つけて、なんだこのいい笑顔の人は、と思っていたら2002年ワールドカップ決勝戦で笛を吹いたピエルルイジ・コリーナ審判でした。なんでも八ちゃん堂の社長が試合を観ていて惚れ込み、イタリアまで口説きに行ったとTVでやっていました。これは博多駅のコンコースにあった同じ物です。

駅近くの駐車場脇にあった自動販売機。TV番組のタイアップ商品のようです。30ヶのボタンのどれを押しても同じ物が転がり出て来ます。

翌11日、7時10分発のANA242便東京行きで東京へ。B747-400です。可能な限り飛行機には乗りたくないのですが、仕方ありません。

雲の上に出ました。この上にあるのは漆黒の宇宙だけ。飛行機は嫌いですが、窓際に座れれば外を見られるので慰めにはなります。

江東区と江戸川区の区境にて。僕はグランド・キャニオンからバルセロナの間に行った事がないので解りませんが、ニューヨークによく行く人によれば、ブルックリンとマンハッタンのような感じだそうです。確かに夜にここでクリストファー・クロスの「Authur's Theme (Best That You Can Do)(邦題:ニューヨークシティ・セレナーデ)」とか聴いたらハマりそうではあります。

6日に東京を出た頃には満開だった桜も、6日間経って随分と花弁を落としてました。こうして僕の春は毎年花見なんぞ出来ずに過ぎて行きます。この日はこの後、空き時間を利用して小さな動物園にも行きました。この桜はその入り口近くの物です。

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